今年一番の驚きと感動

先週届けたつくば市のお客様。お孫さんさんが暖かいマットレスの上で遊べるように、薄いコタツ布団。それと夏用の薄い掛け布団。少しイレギュラーだったんで綿の余りが読めませんでした。そこで出来上がってから余った綿で何を作るか考えましょうとなりました。

出来上がって届け、残り綿でお孫さんさんの布団をとなりました。その時お孫さんから見ると曾祖母になるおばあちゃまもいました。昔は「綿入れはんてん」を作ってたと聞いていたので少し布団の話しをして帰りにつきました。

5分後くらいに届けたお客様からの着信、車を停めて話しを聞くとおばあちゃまが布団を作りたいと言ってるとの事。前に布団も作った事がある事を聞いていたんで了解しました。生地だけ届ける事になりました。お客様の話しではおばあちゃまはご兄弟の不幸があって元気がなくなり歩くのも大変になったので、しばらく一緒に暮らす事に。すると少しづつ元気になり歩けるようになって今回の布団になりました。もちろん迷った時は手伝いに伺う事にしました。

日曜日に生地を届け、月曜日に状況を聞いたら側は縫い終わってました。次の日、火曜日には出来上がりのメールが写真を付けて送ってくれました。

綿入れの最中です。

敷布団完成。

掛け布団も完成。歩くのも難しくなってたおばあちゃまがひ孫さんのために作ってしまいました。世界で一番の布団です、間違いなく。また何年も作ってなかったのに、手は覚えているんですねー。私の手も覚えてくれてるんだろうか、不安になりました。見習わくては、今年一番の驚きと感動の一日になりました。

今年一番の驚きと感動” に対して2件のコメントがあります。

  1. 森野 豊 より:

    曽祖母の作った布団に曽孫が寝る。
    作った人、使う人共に幸せになるドラマですね。

    1. joyoliving より:

      本当にそう思いました。私は当初出来ないと思ってました。御本人も駄目な時はと言ってました。でも結果はなんと2日で仕上げる、職人技です。素晴らしい瞬間を共有出来て幸せでした。

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