江戸後期からある布団屋さん

私の店は打ち直しをする工場はありません。私は出来上がった綿で布団を作る事です。そう思うと屋号の「齊藤綿店」より「齊藤布団店」のがいいのかもしれません。私の家も元々は工場があったのですが私もが小さい頃火事でなくなってしまいました。子供の頃から「わたやのかっちゃん」と言われてたんでやっぱり「わたや」でいたく綿店にしています。

私の店の打ち直しをしてくれる綿屋さんは常総市にある「川亀製綿」さんです。綿を打ち直しして布団も作ってます。ここがなかったら私の店だけではなく土浦市の数件の布団屋さんはやっていけなくなります。とても大事な取引先です。先週川亀さんの旦那さんと奥さんと雑談をしていたら江戸後期かはやってると知りました。現在の旦那さんは6代目で7代目の倅さんとしっかりやってます、凄い歴史のある布団屋さんでした。

私の店は私で4代目です。それ以外の詳しい事はわかりません。父の話しでは昭和になった頃はやってたんじゃないかでした。そうなるともうすぐ100年になる感じです。私もいい加減な人間ですがこれは血筋のようです。 「わたや」で十分だったのでしょう。

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