“Linda Ronstadt – Long Long Time”リンダが教えてくれたこと。
私はビートルズでロックを知り、ローリング·ストーンズへ。その頃は丁度パンクロックの全盛でした。高校生になりアルバイトを始めレコードを買い漁りました。
まずはビートルズのアルバムを揃えました。次はローリング·ストーンズ、レッド·ツェッペリン。そしてリンダ·ロンシュダットです。
リンダのアルバムも色々買いました。そんななかで買ったアルバム「シルク·パース」。豚と戯れるジャケットでした。
聞いてみるとピンとこない歌ばかり、実際にリンダの成功前のアルバムなんで当たり前かもしれません。それまで聞いてきたバンドのアルバムでは考えられない感じ。ビートルズ、ストーンズでしたからね。
カントリーのカバーが多いせいだったかもしれが、言っちゃ悪いがツマラナイって思いました。売れなかったレコードはこんなもんなんだって教えてくれました。
そんな中でも輝いてた歌が2曲ありました。1曲は「ロング·ロング·タイム」、失恋の歌の女王なんて言われたリンダの面目躍如の歌になってます。
もう一曲は「明日も愛して」です。キャロル·キングの歌でした。
カントリー風のポップな歌です。色んな人がカバーしてるスタンダードですがリンダで知りました。
後年大成功を収めたリンダの原点のような2曲ではないでしょうか。懐かしいポップなロックンロールと情緒たっぷりのバラード。この2曲だけで価値はあったアルバムだったかもしれません。
リンダ·ロンシュダットの楽曲はほとんとがカバーでした。名曲をたくさん教えてけれました。リンダを聞いてたおかけでウエストコーストのミュージシャンもたくさん知りました。私の音楽の視野を大きく広げてくれたのは間違いなくリンダ·ロンシュダットでした。