“Alison” リンダ·ロンシュタット(エルビス·コステロ)

先週エルビス·コステロの事を書きました。エルビス·コステロは当時読んでいたロック雑誌、ロッキング・オンに良く載っていました。しかし見た目重視の私には古臭い大きな眼鏡とファッションで興味は出ませんでした。

彼の歌を初めて聞いたのはリンダ·ロンシュタットがカバーした「アリスン」でした。何故リンダを聞いたのか覚えてませんが多分見た目でしょう。初めて買ったリンダのアルバム、「ミス·アメリカ」に収録されてました。アルバムはチャック·ベリーの歌から始まっていたのでロック小僧の私にも違和感はなく素直に聞けました。そしてリンダ·ロンシュタットにハマってしまいました。

他の歌とは少し違う感じがしました。解説にエルビス·コステロの歌だと知りました。コステロ云々よりこの歌でデュエットのようなサックス、当時のリンダの彼氏であると書いてありました。デイヴィッド·サンボーン、かなり後で凄い方だと知りました。私は長年リンダの彼氏だった人の認識でした。

当時コステロはリンダのカバーを酷評してました。少し音を外し気味にリンダは頑張ってましたが、まあリンダの歌うラブソングとはかなり違いますからね。その後すぐにコステロの「アリスン」を聞いてみました。

この歌に関してはやっぱりコステロのほうがいいなって思いました。でもリンダはメゲません。次のアルバムでは3曲も彼の歌をカバーしました。コステロは不本意だったかもしれませんが当時アメリカのナンバーワンの女性シンガーのリンダがカバーしたのは彼のキャリアにプラスになったのではと思います。

世界が君を殺そうとしている、ぼくの確信は正しい。こんな歌を書けるのはこの人だけですね。

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