年を感じるとき

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数年前の写真です。一緒に写ってる女の子は小学校の低学年だったと思います。このホームページにも何度か同じ写真、違う写真で登場しています。

彼女は私が初めて参加したイベント、スローマーケットで出会いました。小さな座布団を作ってもらうワークショップをしていたのですがほぼ誰も来ない状態。暇なので他の出店を見ていたら店番の弟からやりたい人が来てるの連絡。帰ってみたらもう少したったら来る、ただしやりたいのは4歳くらいの女の子との事。まあ、手伝えば問題ない。ただ本当にその女の子がやりたいのか、疑問でした。座布団ですよ、小さい子供さんが興味あるのかなっと不安でした。

お母さんと一緒に来た小さな女の子、こちらが驚くくらいやる気に満ちてました。お母さんと女の子と話しながら作り終えたら凄い満足感がありました。つまらなかったかなって心配しましたが翌日も来てくれました。またその女の子が作ってるのを見てやりたいお子さんが出てきて思って以上の成果がありました。その4歳の女の子が来てなかったら私のイベント参加は終わってたと思います。

その女の子は毎年来てくれました。コロナでイベントが途切れるまで来てくれました。最後に会った時は来年は中学生になると言われただただ驚きました。お母さんとたまにラインでやり取りをしています。現在は中学3年生、来年は高校生だそうです。もう座布団は作ることはないと思いますが毎年つくった座布団はしっかりとってあると言ってました。それだけで布団屋をやっていて良かったと思います。

昨日はつくば市のお客様の打ち直しの依頼がありました。このお客様もさっきほどの女の子と出会ったイベントで知り合いました。その時一緒だった元気な子は高校生になったそうです。こちちらも驚きました。こんなやり取りで年を感じました、嬉しいひとときです。

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