重い掛け布団

今日は雨の降る中来週私の大事なライフワーク、道心園の布団作りの準備でした。

道心園とのお付き合いは40年くらいになります。祖父の頃から齊藤綿店で布団を打ち直し、綿を持っていき布団作りは道心園の方でした。私が一応修行のような事を終えて家の仕事になったとき、父から手伝いに行ってやれと言われ始めたのです。

手伝いするつもりで行ったのですが、教える事になっていってここまできてます。

道心園の布団で一番驚いたのは掛け布団の重さ、約6キロの綿を入れてました。敷布団の綿の重さです。後でわかった事ですがそれには理由がありました。児童養護施設、道心園は今でこそ立派な施設ですが戦後間もなくは住宅事情が悪かった。そのために寒さから守る為にしっかりとした掛け布団と考えたそうです。

私がお手伝いに行ったときはそこまでの状態ではないので徐々に綿を減らし今では3,6キロです。

私が布団を作り始めた頃は掛け布団は4,2キロくらい通産は入れてました。40年たった現在は3キロから3,6キロくらいです。羽毛布団に比べて重い重いと言われる綿布団ですが今ではそれほどではありません。

道心園布団づくり

こんな感じで毎回作っています、子供たちの為に。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です